Stibo Systems - The Master Data Management Company

マスターデータ管理とは

マスターデータ管理の概要、およびマスターデータ管理を通して
一元化された正確なデータを使用するメリットについてご説明いたします。

マスターデータ管理で データによるビジネスの高度化を

マスターデータ管理(MDM)とは、営業・マーケティングや経営上の戦略に従って、データの整理や分類、ローカライズ、エンリッチメント、同期化を行い、データを一元管理する基幹プロセスを指します。

マスターデータ管理には、商品、顧客、サプライヤー、ロケーション、アセットのほかに、事業を促進する上で必要となる様々な情報源が含まれます。

単一のレポジトリでマスターデータを効率的に管理すれば、一元化された信頼性の高いデータを使用できるようになり、データのサイロ化による業務のムダを解消して、コストを節約できるようになります。

また、商品、顧客、店舗/ロケーション、従業員、サプライヤー、デジタルアセットに関するデータの識別・関連付け、シンジケーションを通して、包括的な視点からビジネスの取り組みを促進できます。

 

マスターデータ管理(MDM)プラットフォームを通して
エンタープライズ・データ戦略に沿ったデータ活用を実現

エンタープライズデータ戦略を支えるマスターデータ管理の提案依頼書(RFP)を上手に作成する方法 最適なソリューション/パートナーを特定するのに役立つガイドです。 ハウツーガイドを見る
マスターデータ管理に関する用語集(A-Z) 本書では、マスターデータ管理に関する最も一般的な用語・略語の概要や定義について説明しています。 電子書籍を見る
ビジネスケースの構築 社内でマスターデータ管理を効果的に提案するための究極ガイドです。 電子書籍を見る
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透明性の高いマスターデータ管理は
企業が直面する3つの共通のデータ課題をどのように克服できるのか

MDMは、重要なビジネス情報の信頼できる一元化された視点を獲得するうえで、重要な役割を果たします。信頼できるデータソースは、アプリケーション統合のコストを削減し、顧客体験を向上させ、実用的な分析に活用できるインサイトを得るのに役立ちます。MDMは、3つの共通の課題を克服することでこれを実現します。

 
ビデオ より良いデータ・より良いビジネス・
より良い世界のために MDMを活用する

デジタル・エコノミーで成功を収めるためには、顧客が望むものを提供することが必要です。たとえば、製品の成分、原産地や、環境へのインパクトなどの信頼できる情報です。MDMはその実現に必要な、データの可視性を提供します。

さあ、透明な世界を作る心の準備はできましたか?


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より良いデータ・より良いビジネス・より良い世界のために MDMを活用する
マスターデータ管理の利点は何ですか?

MDMを活用すると、ERP、CRM、eコマースシステムなど、すべてのシステムのデータを連結し、一元化して共有できるようになります。 その結果、データを包括的に俯瞰できるようになるのです。 顧客の購入履歴から、製品の在庫状況やサプライヤーとのやりとりなど、すべてを把握できるようになります。

MDMのメリット:


  • 商品やサービス、ビジネスの取り組みを効果的に売上増加につなげることができる
  • 顧客一人ひとりに合わせたきめ細かなサービスや顧客エンゲージメントを実現できる
  • 利益にならない事業活動の優先順位を下げることで、時間やリソースを節約できる
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イノベーション・差別化・成長を促進するため
データが持つ価値を解き明かす

MDMは、ビジネスにおける、透明性の高いデータの実現を支援します。
ビジネスエコシステム全体で信頼できるデータの可視性と可用性を担保することで、
以下のようなメリットが得られます。

低品質なデータの代償とマスターデータ管理

ビジネスが成長するにつれて、IT環境は複雑化していきます。 買収、新規市場や海外市場への参入に伴い、複数のシステムやアプリケーション、テクノロジーを導入するからです。 分散されたIT環境では、データ管理が大きな課題となります。

マスターデータ管理(MDM)を活用すれば、効率的にデータを管理してデータ品質を向上できるだけでなく、データ分析を通して有益な洞察や知見を得ることができます。 MDMは、データ、人材、業務プロセスをつなぎ、データ品質を向上して事業目標を達成する上での大きなカギになります。

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マスターデータ管理の始め方

MDMソリューションの導入をご検討中の方や、導入を決定したもののどこから着手すればいいのか悩んでいたり、現在使用中のMDM機能を更新する必要がある方は、この3 つのステップを参考にしてみてください。

ブログを読む
マスターデータ管理とは - マスターデータ管理の始め方

マスターデータ管理の役割とは?

マスターデータ管理の役割は、データのサイロ化を解消し、
一元化されたデータを管理・共有・修正することです。
マスターデータ管理を活用すると、以下のメリットがあります。

エンタープライズデータ戦略を支えるマスターデータ管理の提案依頼書(RFP)を上手に作成する方法

業務の遂行に必要なエンタープライズソリューションの選考プロセスは、企業の規模や主な業種、既存のインフラストラクチャなどによって大きく異なります。最適なソリューション/パートナーを特定するのに役立つガイドです。

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マスターデータにはどのような種類がありますか?

マスターデータとは、共通するデータを一元化してまとめたものですが、マスターデータの種類は多岐にわたります。それらはしばしば会社全体で重複しており、切断されてサイロ化されたシステムの中に、標準的な定義に関する同意もほとんどないまま保管されています。

製品データ 製品データには、製品の詳細 、コスト、測定単位、画像など、顧客の購入判断の材料となるデータが含まれます。調査によると、製品情報を改善するだけで、17〜56%のオンライン売上増が期待できることが明らかになっています。 顧客データ マスターデータで最も一般的なのは、顧客の氏名、メールアドレス、郵送先の住所、嗜好などを記録する顧客データです。顧客データを上手に活用し、優れたカスタマーエクスペリエンスを提供すれば、顧客満足度を20%近く伸ばすことも夢ではありません。 サプライヤーデータ 統合された正確な最新データにもとづいて、サプライチェーン全体を俯瞰的に把握できるようになります。その結果、サプライヤーを効率的に管理し、信頼関係を深め、商品化までの期間を短縮できるようになります。 ロケーションデータ 顧客の地理的な購入傾向を分析する上で、ロケーションデータは不可欠です。ロケーションデータを上手に活用すれば、製品、店舗、競合他社の所在地を把握し、実店舗を効率的に管理できます。 取引先データ 取引先データをマスタ化することで、関係性を把握でき、それぞれが持つ情報の価値を正確に理解することができます。これにより、顧客の特定が容易になり、より良い顧客サービスを提供することができます。 参照データ 国、通貨、最新の換算などの参照データフィールドは、ビジネス上の意思決定はもちろん、システムパフォーマンスへの影響を把握したり、法規制を遵守する上でも不可欠です。 アセットデータ アセットデータは、各部署の異種システムに分散されていることが多く、データ品質の低下を招く原因となります。社内のアセットデータを一元化されたレポジトリに集約することで、アセット(機器設備)の使用者、格納場所、保守担当者を正確に把握できるようになります。 従業員データ 従業員は企業の大切な資産です。一元化されたMDMソリューションで従業員データを管理すれば、他のドメインのデータと連結させて、従業員の所在地、プロジェクト履歴やスキルレベルなど、従業員を俯瞰的に把握できるようになります。 帳簿データ MDMを活用すれば、帳簿データがERPに隔離されるのを防ぐことができます。ERPを他のシステムやサードパーティの情報源に統合することで、製品、サプライヤー、ベンダーなどの情報を含めた単一の情報源(Single Source of Truth)を構築し、業務効率を大幅に上げることができます。 ベンダーデータ メーカーにとって、信頼できる可視化されたベンダーデータは、正確な請求書作成を確立し、ベンダーおよび最終顧客の需要に応えて、迅速に新規ベンダー (通常は小売り業者、メーカーのB2B顧客) と共に拡大をする上で不可欠なものです。

データの透明性とビジネスの成功を可能にするマスター データ管理ソリューション。

MDMを活用すると、様々な社内システムを統合、拡張できるため、ITへの投資効果が高まります。 また、すべての事業課題に関わる複数のデータドメインをまとめて管理することができます。
icon_person_signal_2c 顧客MDM

データが複数の切り離されたシステムに分散しているため、一元化された顧客像を得ることは困難です。信頼できる顧客データやインサイトを提供できないと、顧客体験(CX)の低下、収益の損失、顧客の解約につながる可能性があります。 顧客MDM は、顧客データを統合、クレンジング、強化し、パーソナライズされた体験の基盤を提供します。また、プライバシー、ガバナンス、規制遵守をサポートするために、データに透明性をもたらします。


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サプライヤーMDM サプライヤーMDM

サプライヤ マスター データ管理は、サプライヤとその製品の単一の信頼できるビューを可能にし、より大きな節約と効率を実現します。これにより、サプライヤーと製品データのオンボーディングを加速し、リスクを軽減し、製品の品揃えを増やし、サプライ チェーンの回復力をサポートできます。 Supplier Master Data Management を使用すると、サプライヤーと製品のデータを一元化し、積極的に管理することが容易になり、データ管理のコスト削減、効率、顧客の信頼が向上します。

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製品MDM (PIM) 製品MDM (PIM)

製品情報管理とも呼ばれる 製品MDM は、製品データの真に一元化された情報源を作成し、顧客やビジネスエコシステムのパートナーと迅速かつ信頼性を持ったデータ共有を可能にします。データに透明性を与え、管理する機能により、企業は、製品の成分や原産地に関する情報や見識を求める消費者の需要の高まりに対応し、プライバシーとコントロールを完全に維持しながら、消費者と、魅力的で信頼できる関係を構築することができます。


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ロケーションMDM ロケーションMDM

Location MDM を使用すると、組み込みのデータ品質、ガバナンス、および統合機能を活用して、位置情報の単一の信頼できるビューを取得できます。ロケーション マスター データ管理により、企業は複数の通信チャネルとアプリケーションでロケーションとサイトのマスター データを管理、維持、更新、シームレスに共有できるようになり、地理、サイト、在庫データの単一の信頼できるビューを実現できます。これにより、優れたカスタマー エクスペリエンスと収益性を高めます。


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Accenture社によると、顧客の購入履歴を把握するだけで、
顧客に選択される確率が65%増加すると推定されています。
マスターデータ管理のコア機能は何ですか?

MDMは、様々なデータを連動し、ビジネスのあらゆるポイントで提供するための基幹機能を提供します。 高品質なデータを全社で共有できるため、ビジネス戦略を大きく刷新することができるのです。

データ収集 : 隔離システムに格納されているデータを統合し、全体像を俯瞰できるようになります。

プロフィール : 様々な情報源を統合して、新しい情報を作成できます。

 

データクレンジング : 他のシステムでも簡単に使用できる、正確な構造化データを生成します。

維持管理: ビジネスプロセスの合理化と自動化、意思決定の促進、データガバナンスの導入、コンプライアンスの担保などを実現します。

データ共有 : データの整合性を向上し、統合することにより、スムーズな協働を実現します。

 

データ保護 : データの所在地を明確に把握できるので、データをより簡単に保護できるようになります。

core capabilities of master data management
マスターデータ管理(MDM)を
成功させるには

ビジネス上の課題の複雑さを理解すればするほど、マスターデータ管理ソリューションの選定に慎重になることでしょう。ここでは、MDMとビジネスの成功に向けた旅に出る前に、考慮しておくべき4つの基本的な事項をご紹介します。

How to achieve master data management success

ビジネスケースの構築
大規模なITプロジェクトには、多くのステークホルダーや要因が絡んでくるもの。ビジネスケースを構築する際には、以下のガイドを参考にしてください。

企業理念
事業目的に沿って計画を立てるようにしましょう。 ロードマップを作成する際には、克服しなければならない課題を明確にしてください。


Ebookを入手(英語)

最適なアプローチの選択
導入オプションを検討します。 例えば、段階的なアプローチや、アジャイルなアプローチから最適なものを選択します。

 

ビジネス価値の数量化
企業にとっての成功を定義し、それを達成するための現実的な指標を明確に設定して、結果を評価します。

 
サクセス・ストーリー

より良いデータ管理で解き放つ データの潜在能力

logo_marks and spencer_white データ入力を自動化してエラーを削減し、複数のウェブサイトで詳細なコンテンツを管理する英国のマルチチャネルリテーラーの事例をご覧ください。 成功事例を見る logo_office depot_white 事務用品・文房具や事務サービスを提供するOffice Depot社は、マスターデータ管理ソリューションを活用して市場投入までの期間を短縮し、データの入力エラーを削減することに成功しました。 成功事例を見る logo_newell brands_white 幅広い商品を取り扱うグローバルマーケターが、商品データの一元化に成功した事例をご覧ください。 成功事例を見る
 

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